2013年9月4日水曜日

【報告】被災者支援活動(8月31日)

東日本大震災で起こった福島第一原発の事故により、福島県などから愛知県に避難してきている方々の元気回復事業「パパママキッズ・ゲンキ・すまいる・ブロジェクト」(愛知県被災者支援センター主催)に参加しました。
春日井市少年自然の家を会場に開催され、100人ほどの避難者の親子が参加され、この中で、ボランティア親子に楽しんでもらいたいと様々なブースをつくり、私たちは手作り念珠つくりを行いました。

 3月に岡崎教区と「おいでんプロジェクト」で福島県などの親子をお寺に招待した保養事業を行いましたが、その中で三河別院で行った「手作り念珠つくり」が大変好評で、8月のロータリークラブと「おいでんプロジェクト」の保養事業でも行い、今回は、愛知県被災者支援センターが主催した、愛知県に避難をしてきた方々の元気回復事業として行われた「パパママキッズ・ゲンキ・すまいる・ブロジェクト」でも依頼をうけまして参加してきました。

3月と8月は、会場が三河別院ということもあり、念珠作りは、岡崎教区児童教化連盟の「念珠作りキット」と教区内寺院の方から珠の協力を受けまして行っておりましたが、今回は、春日井で愛知全県がの行事ということで、岡崎教区児童教化連盟と名古屋教区の児連やボランティアグループ「でらぼら」のみなさんにも協力してもらいました。

当日は、健康相談会、生活・就労相談、放射能セミナー、野外遊び、クラフト工作、学習コーナー、アロマハンドクリーム作り、バードウォッチング、植物観察などなど様々なブースが開かれました。お昼にはバーベキューが行われ、たくさんの愛知県内の農産物、肉などが農家や商店から提供され、福島の郷土料理「イカニンジン」や「ずんだ」なども作っていただき大変な盛り上がりでした。私たちも、参加者のみなさんとテーブルを囲み交流しながらたくさんごちそうになりました。

午後から、念珠作りを行いました。八畳和室二間を会場にしましたが、こちらも大盛況で、子どもたちが次々に訪れ、色とりどりの念珠の珠を選んで紐に通し、私たちスタッフと親玉に紐を通したり結んだり、楽しい時間を過ごしました。中には一人で二つ作る子や、岡崎教区の保養の際、スタッフで参加した方の子どもも来ていて「また作りたい」「この前楽しかったからもっと作りたい」など声をかけてくれました。

震災から時間が経過していきますが、特に原発事故の問題はいまだ解決が程遠い状況です。私たちにほうは、支援の輪がだんだん広がってきている状況です。先の長い活動が求められると思いますので、今後ともこのような活動は続けていきたいと思います。ぜひ、ご協力をお願いいたします。