12月17日に児童教化連盟の報恩講をお勤めしました。
正信偈をお勤めしたあと、北條親善先生(岡崎教区第35組 成福寺住職)にハンセン病を主なテーマとしてお話をしていただきました。児童教化連盟では、高山教区から東海連区の研修会でハンセン病をテーマとしたいとの提案があったことや、福島第1原子力発電所事故に伴う放射能被害から子どもたちを守る保養の取り組みでも、ハンセン病駿河療養所(静岡県)の施設を利用し回復者のみなさんと交流したというお話を伺いましたので、今回、岡崎教区でも児連の報恩講で学ぼうということになりました。講師の北條さんは、長年にわたり、駿河療養所とかかわり大谷派におけるハンセン病の委員を務められた経験から、ハンセン病とはそもそもどんな病気か、隔離の歴史、宗門との関係などわかりやすくお話をしていただきました。
参加者からは、「名前だけは知っていただ、初めて詳しい話を聞いた」「また同じような過ちをくりかえしてはならない」「何度か真宗講に参加しているがみなさんもぜひ参加してほしい」「療養所にもいってみたい」など感想が語られました。
■児童教化連盟では、2014年も多くの行事を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
・児連新年会 1月24日(金) 18時@岡崎教務所集合
・児連指導者研修会 2月7日(金)19時から@岡崎教務所会議室
・児連花まつり 3月31日(月)13時@三河別院本堂
・岡崎教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法会「子どものつどい」 5月3日予定 以上。